〜バリバリ伝説とGSX-R〜


〜バリバリ伝説 第4巻〜

少年マガジン昭和58年第40号より第49号まで

グンの宿命のライバル、聖秀吉と峠での激しいバトル。。。
その後、夏休みが終わり、新学期を迎え、聖秀吉は、グンと同じクラスに転校生としてやってきた。
教室で、いきなり大喧嘩になる二人。しかし、殴り合いになるかと思えば、二人とも興奮しながらも席に。。。
グン「あのチビはサ・・・にくったらしいけど ものすごくはやいんだよ」
  「バイクで負けたうらみをなぐり合いではらそうとしてるみたいじゃんか・・・安っぽいじゃんかそんなの・・・」
  「あいつにはケンカで勝ってもしょうがないんだ・・・バイクで勝ちたいんだよオレ・・・」
秀吉「あいつだけは特別や・・・でかいつらでけんくらいに徹底的に負かしたらな気ィすまんわ・・・」
  「そうすることが男の道やっ」

CBに腰掛け、秀吉に再戦を申し込むグン、ここから、毎週のように峠で、ウサギとカメを繰り返す二人。
完成された完璧な走り方の秀吉、荒削りながら、天性の才を見せるグン。
言葉と同じように、決して交わる事のない二人だが、お互いの実力を認め、そのいい所を吸収しあっていく。

そこに、イチノセ・レーシング・クラブの麗嬢、一の瀬みゆきからの、高校生チームのイチノセ・レーシング・チームで来年の鈴鹿四時間耐久に出場して見ないかとグンと、ヒロに誘いがかかる。
グンとヒロは、マシンやピットのサービスがIRCからのレンタルで、レンタル料金は働いて返すということで納得、あと一人のメンバーが決まらぬままだが、じわじわと燃えるグン

  スズカ4Hエンデューロ。。。日本グランプリでスペンサーも走った、あのスズカを・・・
  おれも走るのか・・・スピード追求しつづける奴が、必ずたどりつく所がサーキットだとしたら・・・
  オレが、今までさがしつづけてきたものが・・・
  サーキットに   あるんだろうな



関西人気質で、みゆきに慣れ慣れしく、しゃべりかける秀吉、呆れながらも、その話の中で、秀吉とグンが 毎週のように峠で勝負しているのを知る。
みゆきはIRCのTT-F1マシンを持ち出し、二人をぶっちぎるが、秀吉のコンピューターで計算されたようなとぎすまされた走り、グンの天性の走り、また、そこからの可能性に驚く。
同じ条件なら、既に自分以上であることを実感するみゆき。

   もしも、あの二人を組ませることができたら。。。。最強コンビができあがる。。。
   来年の夏 スズカでおもしろいことがおきるわ   かならずっ!!





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